Axel Note Music School

東京都武蔵野市吉祥寺にあるジャムセッション特化の音楽教室『アクセルノートミュージックスクール』

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真空管の役割とメーカー

エフェクターには詳しいけれどアンプはそんなに…。という人は多いのではないでしょうか?

そこで、今回は多くのギタリストがそのサウンドに心地良さを感じているであろうチューブアンプに内蔵されている真空管について書いていきたいと思います!

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✔︎真空管について

真空管とは電流や音声信号の制御や増幅、整流を行う装置であり、内部が高度な真空状態の管のことです。今回はチューブアンプに使われる中でもプリ管、パワー管について簡単に説明していきます。

 

✔︎プリ管

パワー管の前段階でギターから発っした微弱な電気信号を増幅させる装置が「プリ管」です。プリ管はチューブアンプにおいて最初に信号が通る場所であり、音の硬質や明暗、歪みなどアンプの基本となる音色を作る大事な部分です。

アンプによってはプリ管の交換だけでもかなりサウンドキャラクターを変えることができます!

プリ管には"12AX7 & ECC83" "12AU7" "12AT7"と言った名称のものがあります。

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✔︎パワー管

プリ管で作られた音声信号を、スピーカーを動作させるまでの大きな信号に増幅させる役割を担うのが「パワー管」です。大半の真空管アンプは2本(50W)または4本(100W)単位で動作させています。

FenderやMesa Boogieなどのアメリカのメーカーは6L6系

・MarshallやHIWATTなどのヨーロッパのメーカーはEL4系

のパワー管が採用されていることが多く、こちらもサウンドキャラクターに大きく関わっています。パワー管には"EL84系" "EL34系" "6550系" "6L6GC系"と言った種類があります。

 

プリ管は同じ型番であれば差し替えることが可能ですが、パワー管はそれぞれに合わせたバイアス調整がなされているため自分で交換することはほぼ不可能です。

 

✔︎メーカー=製造国?

真空管はメーカー=製造国と言っても過言ではありません。製造国の技術力に高低よって真空管の出来が違う様で、高度な技術力を持つ国ではオーディオアンプの様なハイ・ファイさを持ち、比較的低い技術力を持つ国では歪みやすく、コンプ感が強いそうです。

近年、日本や欧米諸国では製造を止めており、現在はロシアや中国、チェコスロバキアで製造されています。それでは、それぞれのメーカーの特徴を見ていきましょう。

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①GROOVE TUBE (各国)

リプレイス用真空管のブランドの製品で自社で各国の真空管を選別しネットや楽器店で販売されています。価格は高く、輸入先がわかりませんが信頼と実績があるメイカーです。

②SOVTEK (ロシア製)

Marshallの真空管はこちらを使用しています。価格は安めで数が多く、良い真空管を選別するのにはベストなメーカーです。

③JJ (チェコスロバキア製)

真空率が高いのが特徴で歪み具合が下がる分、音に艶と締まりが生まれるというのを売りにしています。高級感のある真空管です。

RUBY (中国製)

中国製は真空率が低いことで有名で、歪み具合、音量も高くロックらしい真空管。価格も安いのが特徴。

⑤TUNG-SOL (ロシア製) 

全帯域においてバランスが良く真空率も高いが歪まないわけでもないという。価格は高いですが試してみたいメーカー。

⑥MULLAND(イギリス製)&RCA(アメリカ製)&TELEFUNKEN(ドイツ製)

ヴィンテージ管と言われる真空管でオークションなど高額で取引されており偽物も出回っている程有名なメーカー。 

 

✔︎終わりに

スタジオや楽器店には必ずおいてあるチューブアンプ。

真空管に詳しくなることは「自分の音」の理想に近づく第一歩かもしれません。

エフェクターやシールドについても取り上げていきたいと思います!

 

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